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のど・その他の病気

 睡眠時無呼吸症候群

夜寝ている間に息が何度も止まってしまう症状のことです。おおきないびきが特徴的で、急に詰まったような感じでとまり、しばらくしてからまたあえく様にはじまります。熟睡できないために昼間の眠気や集中力の低下をおこします。ひどくなると新進疲労の蓄積や睡眠中の酸素低下もあわさって、高血圧、心臓病、脳卒中などの生活習慣病になる可能性がたかくなります。疑いあれば簡易検査を自宅で測定していただいています。結果に問題あれば病院紹介のうえより詳しい検査をし、中等度以上の睡眠時無呼吸症であれば陽圧呼吸療法(C-PAP)で鼻と気道を広げていびきや無呼吸を治療します。子供さんの場合は鼻やのどの病気でおこることもあり注意が必要です。アメリカ小児科学会が2013年8月に子供さんの閉塞型無呼吸症候群では心血管系の病気や成長障害、発達の障害をしょうじることがあるため扁桃摘出・アデノイド切除術を勧める勧告をだしています。子供さんのいびきがひどい時は注意してあげてください。

 逆流性食道炎

胃酸が食道に逆流することにより、胸やけや呑酸などの症状や食道に炎症が起こる病気です。咳や胃の痛み、お腹の張り、頻回のゲップ、のどの違和感などの症状があります。内視鏡所見と症状で判断しますので、耳鼻咽喉科では偶然みつけることもあります。胃潰瘍の薬などで治療いたします。

 嚥下障害

口に入れた食べ物塊が誤嚥することなく食道、胃にはいる一連の動作の障害です。色々な器官が関係しますので脳血管障害や神経、筋疾患など多くの病気が原因と考えられています。食べにくいため栄養低下をおこしやすくことと誤嚥による肺炎が問題です。また、加齢による嚥下機能低下も多いとされていますから食べ物が飲み込みにくい自覚や食事中のむせなどがあればきちんと嚥下機能の評価をしたほうがよいでしょう。食事の仕方やリハビリでよくなることもあり、改善されない場合は手術が考慮されるときもあります。

 味覚障害

様々な原因でおこります。全身疾患が関与するもの、亜鉛欠乏によるもの、服薬薬剤によるものから原因不明のものまであるといわれています。

 舌痛症

舌が痛んだり、痺れる病気です。口腔乾燥や味覚障害をともなうこともあります。唾液量を測ったり、舌の菌検査をしたりしております。ストレスも関与していると考えられています。年齢にともなう唾液の減少や乾燥にともなうものは夜間にマスク装着するだけで改善することもあります。

 音声障害

声帯炎(声をだすひだの炎症)、声帯ポリープ、喉頭がんなどでおこる器質性のもの、神経麻痺や痙攣などの神経学的異常で起こる声の途切れやふるえ、声帯は正常なのに声に異常を生じる機能性音声障害に分類されています。最近は機能性音声障害もみられるようになってきました。

  顎関節症

歯のかみ合わせが悪いため、顎にある咬筋に負荷がかかり、耳痛、頭痛、耳鳴、開口障害などがおこる病気です。

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