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鼻の病気

 鼻出血

鼻を触ったり、かんだときなどに急に血が出る場合があります。運動や飲酒、入浴などで血圧が上がり出ることもあります。色々な原因でおこりますが、鼻の内側の壁、数センチのところに血管が多いため(キーゼルバッハ部)によくみられます。小鼻を圧迫すればとまることも多いですが、数十分続く場合や再出血するときは、病気が隠れていることもありますので耳鼻科受診が勧められます。

 副鼻腔炎

鼻のまわりのある副鼻腔とゆう空洞に膿がたまる病気です。蓄膿症ともよばれます。副鼻腔は鼻とつながっておりウイルスや細菌感染のため黄色や緑色の粘い鼻水がでます。鼻づまり、においがしない、頬っぺたの痛み、頭痛、鼻がにおう、鼻がのどに流れるなどの症状があります。膿がたまる病気ですから、鼻水をよくとってあげることが大切です。当院では鼻処置のうえ積極的に鼻洗浄を施行しております。一般的に薬と処置でも三か月以上治らぬ時などは手術も考慮します。

 アレルギー性鼻炎

鼻に花粉やダニなどの物質(抗原)がはいり、抗体をおおくもつかたでは鼻粘膜の免疫系細胞から様々な化学物質がでて、くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、眼の痒みなどをおこします。咳や肌荒れ、頭痛を生じることもあります。原因をしらべて避けることが重要です。症状がきつい場合は投薬や点鼻薬、鼻づまりが酷いときはレーザー治療などを検討します。まだ根治する治療法はなく、日本アレルギー学会では免疫療法にその期待をよせており、WHO(世界保健機構)も根治の可能性を示唆しております。現在、スギにたいする免疫療法では約30名のかたが皮下免疫療法、約50名のかたが舌下免疫療法を当院で継続されております。花粉量にもよりますが、約7割以上のかたが花粉が飛散している時期にも薬を服用せずに過ごせました。

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